子犬の2日目から
まずはトイレを覚えさせましょう
子犬のトイレを覚えさせる手順ですがとても簡単なので落ち着いてあせらずに行います。
まずはペットサークルにペットシーツを挟んだトイレトレーをサークルのどちらか
半分に置きます。
トイレトレーはサークルの半分を埋め尽くすような大きいもののほうが失敗せずに
覚えさえる秘訣です。
トイレシーツをいたずらしてしまう場合はすのこのついているタイプのトイレトレーを
用意したり、洗たくネットにシーツをいれてからトレーに挟んだり、バーベキュー用の
大きい目の網をおいたりしていたずらされないような工夫も必要になることがあります。
サークル内に3日間子犬をださないようにすると子犬はトイレシーツに自然にするよう
になるのです。
うまくシーツにできたらほめてあげましょう。
3日間トイレシーツにしているうちにシーツがトイレであると覚えてしまうのです。
こうしてトイレをきちんと覚えられるとあとはサークルからだして遊んでいてももどって
きちんとトイレをするようになるのです。
ごくまれに成犬がトイレをわすれて間違った場所にするようになってもまたサークルに
3日間いれっぱなしにして同じような環境にすれば覚えなおすこともできます。
トイレの応用編としてもう一つの方法があります。これはちょっと手間がかかるので
どうしてものときの覚え方です。
子犬をクレートと呼ばれるハウス内にタオルなどをいれておきます。
小さめのほうがよいでしょう。犬は狭いところでトイレをしないという習性があるので
3時間くらいそこで過ごさせて3時間くらい経過したらシーツをしきつめた広いサークル内
にだしてトイレを促します。
うまくできたら大げさにほめることをわすれずに。
広い場所にでた解放感から間もなくトイレをするはずです。
しばらくしたらまた狭いクレートにいれて3時間したらまただすということを
繰り返しましょう大げさにほめることもわすれないでください。
トイレから少しはみ出してしてしまう場合はトイレの位置が壁から近い場合がありま
すので壁のいちから少し離して大き目のトイレを設置してみてください。
サークル内のトイレにもどるといれられると思っている子の場合はトイレのいちを何か所
か外にも設置してあげるといい場合があります。
ペットショップなど狭い場所でかわれていたりタオルや新聞紙でトイレをしていた場合は
カーペットなどでしてしまうこともありますのでその場合はカーペットなどは一時
はずせるようであれば外してみてください
トイレは必ず覚えますのでうまくいかないときはわれわれブリーダーに相談してください。
子犬の食事の管理について
子犬のはじめての食事はうまく食べれましたでしょうか?
犬を飼うのが初心者の方ははじめての子犬の食事は緊張する場面でもあったりします。
ちゃんと食べてくれないと心配ですものね。
子犬の食事は最初はお湯でふやかしたフードをさましてやわらかい状態のものを一日3回
くらい与えます。
もし食べきれないで残した場合は衛生管理上かならず処分することです。
何回か与えていると子犬の食べる適量がわかってきますから適量を与えるように
心がけてください。
残念なことにトイプードルは食欲旺盛というわけではありません。環境の変化で食が
細くなったりします。
下痢をしていない状況で食欲がないのはよくあることですのでさほど心配はありませんが
2日目もあまり食べないようであれば低血糖対策をする必要がでてきます。
まずはブリーダーさんに相談しましょう。特にあまり食べない状態で子犬を長時間留守番
させるような場合ははちみつや砂糖水を適量子犬に飲ませてからでかけたほうがよいです。
低血糖になると子犬は死んだように動くことができず夏場ですと水も飲めず脱水や熱中症
にもなりかねません。
低血糖になったらぐったりと死んだみたいになっているので口を無理やりあけてはちみつを
上顎に塗り付けてあげます。
ちょっと多めでもいいと思います。
10分くらいで動けるようになってくるので安静にしてブリーダーさんに相談してください。
食事を食べない原因として寄生虫がいて下痢をしていることもあります。その際は検便をして
寄生虫の駆除が大切です。
子犬の寄生虫で最も多いのがコクシジュウムとジアルジアです。
これらの駆除がきちんとおこなわれているかブリーダーさんにお問合せてみましょう。
環境が変わっただけでも神経質な子犬は腸炎になり食欲がおちることがあります。
この場合は仕方ないので安静にしてあげるようにします。
腸炎の症状として真っ赤な血が混じる、胃の粘膜状のゼリー質の物質が便に
混じるというのが症状です。
ブリーダーさんに相談しましょう。
子犬のタイプ別の接し方の豆知識
子犬には大まかに3種類の性格があります。
ふつうタイプ、大興奮タイプ、臆病タイプの3種類です。その性格にあわせた
育て方をしていきましょう。
一番多いのが普通の子タイプです。特徴としてはじめてみるものはにおいをかいだりして
慎重に接しますがすぐに慣れて遊ぶようになります。
知らない人にも最初は躊躇しますがすぐになれます。
このようなタイプの子は実は一番育てやすいのです。
なるべくいろいろな経験をさせていあげて飼いやすいいい子にしてあげてください。
よく遊んであげて、ほめてしつけると素直ないい子になります。
体罰などはせず言うことを聞かないときはサークルにいれて
無視をするなどすると効果的です。
2番目のタイプは大興奮タイプです。とにかく誰でも大好きになり好奇心旺盛で猪突猛進走り回ります。
つかまえると体をはげしくゆさぶりあばれます。
叱っても遊んでもらっていると思い余計に興奮してきてしまう困ったちゃんタイプです。
こういう子は落ち着いて対応することがとても大切です。
いうことを聞かないときは知らんぷりやサークルに戻して毛布をかけて見えなくしたり子犬を
ひとりぼっちにして他の部屋にいきつまらないという思いをさせると反省して次回
から落ち着くようになります
飼い主様がさわぐと余計に興奮して悪循環になります。
3番目のタイプはなんでも怖がるタイプです。
少々のものおとやはじめてみるものにも怖がり、飼い主様に抱っこされたただけで
固まって震えてしまいます。
このような子は育てやすいですがゆっくりほめて静かに育てるといいです。
怖がっているものを無理に近づけようとすると余計怖がったりします。
他の犬や人にいやがっているときには無理に接するようにすると逆効果です。
なるべく抱っこで遠くから眺めることからはじめて守ってあげるという気持ちで接してあげてください。
無理強いは絶対にNGです。
しつけの基本はほめることから
しつけの基本はほめることからはじめます。
子犬はとにかくよく動くし、いろいろなものを噛んだりいたずらしたりいったいいつほめるのか
なかなかタイミングもわからないかもしれません。
犬というものは子犬のうちからほめられるのがとても大好きです。
トイレを決まった場所にできたり、おとなしくできたり、ご飯をきちんと食べれたり、薬を飲めたり、
爪切りを我慢できたりしたら大げさなくらいにほめてあげましょう。
子犬はほめられるととてもうれしいという気持ちになります。
このましいとあなたが思った瞬間にほめてあげましょう。
最初はマテから教えてください。マテの時間も最初はほんの1秒か2秒でもいいのです。
徐々に時間を長くまてるようにしてあげましょう。
ご飯をきちんと食べれるようになったらご飯の前にマテをさえることからはじめてみてはいいでしょう。
またサークルから出す前にもマテをさせてから出す習慣にしてください。
マテはおしりをきちんと地面につけておすわりの状態を作ってあげてください。
マテができればいろいろ応用もできます。
興奮しているときやリードが外れてしまってにげてしまうようなこともないでしょう。
来客時の飛びつき防止にもなります。
マテができたらお座り、フセなども順番に覚えさせてください。
甘噛みや噛んではいけないものを噛んでしまったり言うことを聞かないときは「いけない」
など一言でいいので言葉を決めてサークルにもどして無視をしてください。
犬は徐々に罰をうける意味を理解して「いけない」といわれるとやめるように習慣づきます。
なれてくると「あー」っといっただけでぴたっとやめるようになります。
トイプードルはとても頭のよい犬なのでさほど難しくないはずです。
アイコンタクトと言って愛犬と目をあわせることを最初に覚えさせると犬は人の目をみる習慣
がつくので指示が出しやすい状態に常にもっていけるようになるのでおすすめですね
アイコンタクトの覚え方は愛犬をまずすわらせます。
ごほうびをもった手のにおいをかがせて人の顔のほうにその手をもっていきます。あごあたりで
目線をあわせるようにしてください。
目線があったら犬の名前を呼んでください。
言葉でほめてあげてからその次にご褒美をあげましょう。
しかるときは名前をよんでしかったりしつこく連呼しないようにしてください
名前を呼ばれても反応しなくなります。
名前を呼ばれたらしかられると思ってしまってもNGですね。
子犬は生後60日を過ぎたらおすわりも覚えさせたほうがいいですね
オスワリは次の号令を待つ際の犬の基本姿勢になるのです。
最初はおすわりの動作がわからないですから飼い主が犬のおしりを手でさげてあげてお座り
の形をつくってあげましょう
リードを使うとやりやすいです。リードで上に引いた状態でオスワリの号令とともにおしりを
さげさせてあげるのです。
うまくできたらほめることがとても大切です。ほめてもらえると練習が楽しいと犬が思ってくれる
ほうがいいからです。
オスワリができたらマテを覚えさせます。オスワリの状態からマテの号令をだして徐々に
飼い主がさがります。
もし動こうとしたらリードをひっぱって犬を驚かせて再度マテの号令をかけます。
飼い主が下がった後もマテの状態を維持できたらほめてあげましょう。
またマテができたらおいでの合図で犬を呼び寄せてほめてあげてもいいでしょう。
そこでおいでの合図も同時に覚えます。