子犬を迎えて一か月

ワクチン前の子犬の過ごし方

子犬の見学時に舞い上がって肝心な健康な犬を選ぶのを忘れないように注意しましょう。


ブリーダーさんやペットショップから生後2か月くらいの子犬を迎え入れるケースがほとんど

だと思いますがワクチンはまだ1回しか接種していない状況だと思います。


ワクチンは一回だけですとまだ免疫ができていない可能性が高いのでお散歩やほかの犬たちとの

接触はもちろん、他の犬を触った手で子犬をさわることもウィルス感染を予防するためにやめた

ほうがよいでしょう。


子犬がお散歩ができたりするのは2回目のワクチンが終わって10日経過したあとになります。


それまでは抱っこで近所や将来の散歩コースを見せてあげて環境になれさせてあげるように

してください。


いろいろな人に声をかけてもらうといいですね。


2回目のワクチンは生後3か月くらいに接種しますが生後4か月にも最後のワクチンとして3回目

のワクチンも接種したほうがいいでしょう。


狂犬病の予防注射は子犬が生後5か月目くらいで最後の混合ワクチンから約1か月経過

してからのほうがよいでしょう。

しつけをきちんと行いましょう

子犬が新しい環境になれて新しい飼い主様との関係をきずくためには犬の社会性を育てること

が大事です。

けっして騒ぐことなくおとなしくまっていられるように暮らしのなかでいい子になるように

育てることは飼い主様の責任でもあります。

レッスンではフードやおやつを使うのと並行してほめてあげることも大事です。

一回で使うフードの量は1から2粒くらいです。うまくできたときにおやつを与えながら

ほめてあげるようにしましょう

子犬は飼い主様にほめられるとうれしいので自然と「いい行動」を覚えるようになります。

子犬はいいことがあるとうれしくなりまた同じ行動をしようと思うのです。

繰り返しよい行動を行わせることよりほめ言葉やなでてもらうことはフードと同じようにいいこと

であると覚えるのでおやつは必要なくなります。

フードやご褒美はなしでもほめ言葉だけでうまくしつけができるように練習しましょう

ぽいんととしてはいい行動をしたらほめるタイミングを逃さずにほめるということ、

しかったり無理に強いることをしないということです。

また子犬は集中力はあまりないので長時間のしつけはさけましょうレッスンは一回に

5分から10分程度にしておきましょう

子犬がフードを食べない時

子犬は新しい環境に慣れてきたばかりで食欲がいつもあるわけではありません。

新しい環境で過ごしたりするとふとしたことから疲れがでたり食欲がなくなったりします。

食欲がなくてフードを残すようであれば残したフードは処分するようにしましょう

気をつけなければならないのは暮らし始めて1か月で普段は食事を食べて順調に成長

しているのであればフードを少々食べない日があっても安易に異なるフードをあげたり

しないほうがいいでしょう。

子犬はいつものフードを残すことにより新しいフードがでてくると学習してしまいます。

普段からの食事がしっかりと食べれているのであれば一回や2回食事を食べなくても

問題はありません。

飼い始めたばかりで食事を食べないときはブリーダーさんに相談しましょう。

低血糖などの恐れもあります。

トイプードルは食欲がない子が多いので低血糖に気をつけるようにします。

特にティーカップサイズなど小ぶりな子は食欲が少ないです。

子犬の幼稚園について

子犬がワクチン前に散歩できないということでなかなか毎日の生活のなかでほかの犬と

触れ合うことができなかったりします。

その際はパピーパーティーなど子犬同士のふれあいの場をもうけているサービスもありますの

でさがしてみるのもよいでしょう。

また幼児期のしつけはとても重要なので子犬の幼稚園として若い子犬のしつけ教室もあります。

犬をしつけるのが初めてで不安な方にもいろいろなしつけのことが学べるのでいい子になる

確率が高くなります。

子犬の幼稚園は時間に余裕がある方は是非参加してみてください。

しつけのことがいろいろわかるととても楽しいですよ。

他のいろいろな犬種の仔犬たちとの触れ合いも楽しいものになりますのでいい思い出になるでしょう

犬の社会化

子犬との生活がはじまって一か月ですが子犬はすでに犬としての社会化はブリーダーさんのもとで

親犬や兄弟犬と過ごすことによりあるていどすすんでおります。

いわゆる犬社会の社会化ですね。

犬社会の社会化のほかにも犬はわれわれ人間社会でほかの人にさわってもらったり声をかけてもらったり

して人と接することも重要になります。

人と犬との接し方も重要な社会化なのです。

子犬のワクチン前は抱っこで近所を散歩したりしてよその人や外の刺激になれさせたり車や電車の音など

にもなれさせます。室内でリードをつけて歩く練習をするのもよいでしょう

うまく子犬が社会化できないと問題行動を引き起こしたりする原因になります。

なるべく早くいろいろな人や他犬種たちとふれあって怖がらない誰とでも仲良くできる

明るい犬に育てるようにがんばってみてください

トイプードルは神経質な面もありますのであせらずゆっくり行います。

いやがっているときは無理強いしないでください


トイプードルについて