子犬が来て7日目から
本能から来る行動を理解しよう
犬を飼うのになれていないドッグオーナー初心者の方は犬の意外な行動にびっくりしたり
驚いたりします。
うちの子は行儀の悪い子では?とか変な子なのではと不安になることもあります。
犬の習性を理解してあたりまえのことであると覚えましょう。
1ぬいぐるみやスリッパを激しく噛む、ふりまわす
がうがうと唸りながら激しくぬいぐるみを振り回すのをみてうちの子は凶暴なのではと
心配される方がいらっしゃいます。
これは犬の狩猟していた時期の本能です。ストレス発散になるのでそのまま
続けさせても問題ないです。
2ごはんの早食い
犬はご飯を与えたと同時にあっという間に食べてしまいます。
これは早食いというわけではなく自然界では食べているときは無防備で
敵から狙われやすいという点、仲間から横取りされないように丸のみしているという点から
犬はあっという間にご飯を食べるのです。
犬は人のようにすりつぶして味わって食事をする習性はありません。
丸のみが基本となります。
3地面を転がりまわる、
これは狩りをしていた時に獲物に自分のにおいや気配を感じられないようにするなごりです。
シャンプーをした後にも激しく体を地面にこすりつけたりします。
匂いを地面にこすりつけて消すということが本能的にあり、いやなシャンプーのにおいを
消そうと地面を転がりまわるのです。
せっかくシャンプーしたのによごされるのはとてもこまりますよね。
4犬のおしりをかぎ合う
これは犬同士のあいさつでもあります。犬は目でみて相手がだれであるか判断するのではなく
おしりのにおいで判断するのです。犬は一度覚えた相手のにおいは一生わすれないと
いわれております。
そのかわり視覚的に覚えたものは物覚えがとてもわるいです。
知っている人もわからないときがあります。
視覚的にいえば動くものがよく見えます。また動くものを追いかけようとする習性があります。
5犬は縦社会、リーダについていく習性があります。
犬は家族にも順位をつけたがります。また自分がリーダーになろうとする習性があります。
これを犬の権勢症候群といいます。
甘やかしたりすると犬がいうことを聞かなくなるのはリーダーとして飼い主を認識していないからです。
いうことを聞かなくなったりしますのでしつけをきちんとおこないましょう。
これは狩猟期の獲物をとっていたハンターとしての本能の名残です。
6犬は群れで行動していた
犬は群れで行動していたので家族群れの仲間と認識しています。
またおいてかれたりするのをとてもいやがります。知らない土地では特に置いて行かれないように
ぴったりついてくる犬がいます。
これは群れからはなれることは死を意味すると本能的に覚えているからです。
7知らない人や来訪者に吠える
これは家を犬は自分の縄張りだと思っているからです。なわばりに侵入されることを本能的にとても
いやがるのです。